帳簿作成のコツ

帳簿作成には、手間やコストを省く、正確性を保つなどの観点で、色々なコツがあります。このコーナーでは、そのコツについて、どうしてそうした方が良いのかという理由と、効果を最大化する具体的な実行方法をお伝えします。

補助科目を活用しよう

会計で使う勘定科目にはそれぞれ意味があり、どんな取引があったときにどの勘定科目を使うかということはある程度決まっています。ところが、一つの勘定科目の中にある取引が全て同じ種類のものかというとそうではなく、似てはいても異なる取引が混ざっていることがほとんどです。会計データから何かを集計したいときに、集計対象のデータが過不足なく取り出せるようにするためには、勘定科目の1レベル下に補助科目を設定して、もう少し細かく分類しておくと良いです。例えば、預り金の補助科目として源泉所得税と社会保険料を作成すれば、源泉所得税の納税額が一目で分かるようになります。
Copyright(c) 2000-2024 Back Office Inc. All Rights Reserved.